专利摘要:
本発明は、生体組織から分光検査信号を収集する方法及び測定機器に関する。本発明の目的は、分光測定の過程で、既知の記録のやり方よりも包括的なデータを供給する検査結果を生成することを可能にする解法を創出することである。この目的は分光検査信号を生成する方法によって達成され、ここでは、光線Lが検査される生体組織領域G内に投射され、検査される組織領域から脱出する反射光線Rが分光計装置に送り込まれ、分光計装置を用いて、反射光線の強度を該反射光線を波長と関連付けることによって表す検査信号が生成される。測定は測定プロセスがある経過時間T継続するように行われ、その間、分離波長ごとの強度の時間的推移を表すデータが生成され、それにより、有利には例えば血液成分、即ちコレステロールや糖分などの特定の物質を、検査される組織領域の特定の部位に関連付けることができる信号を分光測定中に生成することが可能になる。なし
公开号:JP2011506915A
申请号:JP2010526218
申请日:2008-09-26
公开日:2011-03-03
发明作者:ミヒェエル シーエッツェル,;ホルゲル ユングマン,
申请人:エム ベー アール オプティカル システムズ ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー;ミヒェエル シーエッツェル,;ホルゲル ユングマン,;
IPC主号:G01N21-27
专利说明:

[0001] 本発明は、生体組織から分光検査信号を収集する方法及び測定機器に関する。]
背景技術

[0002] 生体組織の分析を、対応する組織領域に可動式分光計を適用して行い、この可動式分光計によって、組織から脱出する反射光線のスペクトルが記録される測定方法が知られている。このようにして記録されたスペクトルを用いて、検査された組織領域中に存在する様々な物質を検出することができる。]
[0003] 本発明の目的は、分光測定を用いて、前述の従来の記録のやり方よりもより包括的なデータを供給する検査結果を生成することができる解法を創出することである。]
[0004] この目的は、本発明に従い、分光測定信号を生成する方法であって、
−検査される生体組織領域内に光線を投射し、
− 検査される組織領域からそれ自体脱出する反射光線を分光計装置に導き、
− 分光計装置によって、波長の関数として反射光線の強度をそれ自体が表す検査信号を生成する方法において、
− 測定が経過時間(T)全体に亘るように行われ、その経過時間(T)の間、分離波長ごとの強度の時間的推移を示すデータが生成されることを特徴とする方法によって達成される。]
[0005] 従って、有利には、分光測定に際し、検査される組織領域の特定の部位に特定の物質をそれ自体結びつけることができる信号を生成することが可能である。]
[0006] 特に、本発明による概念に基づいて、記録されたスペクトルに表われる物質のいずれが血管運動下にあり、又は、生命過程によって生じる他の作用下にあるかを確定することが可能である。これらの物質は、一連のスペクトルによって記録される動的プロフィールを用いて、サブシステムに結びつけることができる。特に、本発明による概念によって、どの物質が血流中に包含されており、どの物質が血流を取り巻く組織システムに実質的に静的に包含されているかを確定することが可能である。]
[0007] 本発明の特に好ましい実施形態によれば、スペクトルの時間的推移を表すデータが、分光分離波長を強度の時間的推移のデータに関連付けることによって記録される。この記録は、特に、スペクトルを記録するために、各分離波長値上のデータを収容するデータ・フィールドを設定することによって行うことができ、そのデータそれ自体が強度の時間的推移、特に強度の動的変化を表す。強度の動的変化のこのデータは、特に、一連のとりわけFFTパラメータの構成項として集積することができる。]
[0008] このようにして記録された動的特性に基づいて、スペクトル総量に含まれる個々のスペクトル、並びにそれによって特定される物質を特定の組織、毛細血管、又は流体システムに関連付けることができる。]
[0009] すでに示されたように、本発明に従って生成される動的特性に基づいて、血流中にある物質が存在するか否かを確定することが可能である。]
[0010] 本発明の別の態様によれば、本発明に従って確定される動的特性を使用し、スペクトル総量の時間的変化に基づいて、物質濃度の計算を行うことも可能である。これらの物質濃度は、特に、反射光線スペクトル総量によって検出されるある物質の総濃度は、個々の組織システム、特に組織、毛細血管、又は流体システム中のこの物質の部分濃度から成ることを考慮に入れた手法に基づいて計算することができる。]
[0011] 本発明の別の態様によれば、反射光線スペクトルの時間的変化に関して本発明に従って生成される動的特性をある評価方法の基盤として使用し、この評価方法によって、それ自体が一人間の生理的状態を示し代表する評価結果を生成することもできる。]
[0012] 本発明の更に他の詳細及び特徴が、図面に併せて以下の説明から明らかになる。]
図面の簡単な説明

[0013] 物質を特定の組織又は毛細血管システムに関連付けるために、一連のスペクトルを生成し、生命過程によって生じる動的スペクトル変化を検出して使用する本発明による手法を示す概略図である。]
実施例

[0014] 図1それ自体による表示は、本発明による分光検査信号を生成する方法を視覚化している。] 図1
[0015] この方法によれば、この場合はダイオードとして構成された光源1によって、光線Lが、検査される組織領域G内に投射される。この組織領域Gから脱出する光線Rが、この場合は単なる例としてプリズムとして示されている分光計装置2に導かれる。この分光計装置2によって、検査される組織領域から脱出する光線が、そのスペクトル成分に分離される。このスペクトル分離によって、反射光線Rの波長λの関数として強度I(或いは光学濃度OD)をそれ自体が表す検査信号Mが生成される。この検査信号は、デジタル方式で連続的に記憶される。]
[0016] 本発明による方法は、測定が経過時間T全体に亘るように行われ、その経過時間Tの間、分離波長ごとの強度の時間的推移を示すデータが生成されることを特徴とする。ここに示された測定例では、分光計装置2に導かれる反射光線Rは、組織領域Gの様々な部位からの光線を含む。特に、この光線は、例えば組織領域Gの毛細血管Kを通って流れる物質によって生じる複数の部分を含む。更に、反射光線Rも、組織領域の、存在物質の特別な動的変化が生じない部位Hから発する、物質のスペクトル成分も含む。毛細血管Kを通ってそれ自体が流れる物質によって生じるスペクトルの強度が、ここに示される例では、血管運動によって発生するパルスパターンに従って変化する。ここに図示された実施形態のこのパルスパターンは、特に、本明細書で開示される特性ダイアグラム中の650〜900ナノメートルの範囲内の特定の波のスペクトル成分として視認できる。]
[0017] 本発明の概念は、スペクトル総量の内での、生体メカニズム作用によってその有無が交互に変化する物質のスペクトル分担量を識別することにある。]
[0018] このようにして、混濁した媒質中の脈動流体のスペクトルを分別することが可能になる。]
[0019] 生体組織、特に潅流皮膚の場合、静的組織の温度は、脈動流体の温度に実質的に対応する。]
[0020] 生体が完全に透過性であり、流体が特徴的に吸光する(例えば血液のように)ならば、脈動流は、分光法の助けを得て吸光変化によって測定することができる。好ましくは、強度の時間的推移の記録は、評価に関係する各時間間隔中の生体の動的作用を少なくとも5個の測定点によって受け持つ分解能によって行われる。]
[0021] ここで、様々な波長で測定を行うと、様々な波長でのそれぞれ異なる吸光に応じて、様々な脈動振幅が得られる。振幅の差を波長に関連付ければ、脈動流体のスペクトルが得られる。この差のスペクトルは、環境物質には乱されない。流体のスペクトルが既知であれば、その既知のスペクトルに吸光変化を対比させることによって混在物質を検出することができる。]
[0022] 本発明の概念に基づけば、特に、コレステロールや糖分などの血液成分を光学的に高い信頼度で識別することが可能になる。]
权利要求:

請求項1
分光検査信号を生成する方法であって、検査される生体組織領域内に光線を投射し、検査される前記組織領域からそれ自体脱出する反射光線を分光計装置に導き、前記分光計装置によって、波長の関数として前記反射光線の強度をそれ自体が表す検査信号を生成する方法において、前記測定が経過時間(T)全体に亘るように行われ、その経過時間(T)の間、分離波長ごとの強度の時間的推移を示すデータが生成されることを特徴とする方法。
請求項2
前記経過時間(T)内に複数のスペクトルが記録されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
前記分離波長ごとの強度の時間的推移を示すデータが、波長の関数として記憶されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
請求項4
スペクトルを記録するために、各分離波長値上のデータを収容し、前記データそれ自体が強度曲線又は強度の動的変化を表すデータ・フィールドが設定されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
請求項5
強度の動的変化のデータがFFTパラメータとして集積されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項6
動的特性を用いて、スペクトルと、組織、毛細血管、及び/又は流体システムとの関連付けが行われることを特徴とする請求項1から請求項5までの少なくともいずれか一項に記載の方法。
請求項7
前記動的特性に基づいて、血流中にある物質が存在するか否かを確認することを特徴とする請求項6に記載の方法。
請求項8
物質濃度の計算が、前記動的特性を用いて行われることを特徴とする少なくとも請求項1に記載の方法。
請求項9
組織、毛細血管、及び/又は流体システムそれぞれの中の物質濃度の計算が、前記動的特性を用いて行われることを特徴とする請求項1から請求項8までの少なくともいずれか一項に記載の方法。
請求項10
前記動的特性が評価方法の基盤として使用され、この評価方法を用いて、一人間の生理学的状態をそれ自体が表す評価結果が生成されることを特徴とする請求項1から請求項9までの少なくともいずれか一項に記載の方法。
請求項11
一人間の血管運動状態を示す信号を生成する方法において、光線を組織領域内に照射し、前記組織領域から脱出する前記光線をスペクトル分離し、特定の波長の強度の時間的推移を用いて、前記人間の血管運動状態を代表する評価結果を生成することを特徴とする方法。
請求項12
記憶装置及び評価回路を有する可動式分光計であって、前記分光計が、検査される生体組織領域内に光線を投射し、検査される前記組織領域からそれ自体脱出する反射光線を分光計装置に導き、前記分光計装置によって、前記反射光線の強度を波長の関数としてそれ自体が表す検査信号を生成する測定をそれによって実現することができるように構成された分光計において、前記測定が経過時間(T)全体に亘るように行われ、その経過時間(T)の間、分離波長ごとの強度の時間的推移を示すデータが生成されることを特徴とする可動式分光計。
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同族专利:
公开号 | 公开日
DE102008049078A1|2009-04-09|
EP2198270A1|2010-06-23|
US20100298715A1|2010-11-25|
WO2009043554A1|2009-04-09|
KR20100075553A|2010-07-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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优先权:
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